尿意の自覚は2〜3歳までに可能になり、4歳頃になると夜間睡眠中でも排尿の抑制ができるようになります。
そのため夜尿は乳児期まではすべての子どもにみられますが、2〜3歳頃より急激に減少し、小学校就学時には約10〜15%程度となり、中学校入学時には1〜2%となります。
夜尿症のある小児の背景の特徴としては、遺伝的素因が強いことがあげられます。
夜尿症のある小児の家族を調べると、両親のどちらかに夜尿症があった割合は約70%といわれ、兄弟姉妹にも夜尿のみられる頻度が高い傾向にあります。
また夜尿症のある小児の既往歴の中では、膀胱炎などの泌尿器疾患の頻度が高い傾向にあります。
したがって、夜尿症児については、器質的な泌尿器疾患が見過ごされている可能性を考慮する必要があります。
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